良いアイデアの出し方

良いアイデアを出すということ

仕事だけでなく、遊びや勉強などでも、独自の良いアイデアを出して、快適かつ楽しく、面白く、コトを進めることは、何よりも重要でもあり、モチベーションや事業を持続させることなど、様々な分野において、共通して必要なことだと感じます。

しかし、”良いアイデア” ”完璧なアイデア” ”万能なアイデア” なんて、そうそう簡単に出るものでもないですし、アイデアなんて、ごく短期的に使用されることが殆どです。

ですので、アイデアをより多く、常に出し続けることが、コトを進めていくうえで、必要になってきます。

そんなアイデアの出し方や、「アイデアを出すにはどうするの?」ということについて、少しお話と、情報を共有したいと思います。

 

良いアイデアの出し方

アイデアはより多く出してみるのが良い、とは言われますが、使えそうもないアイデアを多く出したところで、選ぶのにとても困ってしまいます。

まずは、いかに良いアイデアを出すか? というところに焦点を置いてみます。

良いアイデアとは?

良いアイデアとは

① 実現可能であること

② 問題や課題に応えられているか?

③ 具体的すぎない

ということが挙げられます。

 

①実現可能であること

 出したアイデアが、どんなに良いものであっても、その人や周りの人たちが、全く実現不可能なものであれば意味がありません。当たり前の話ですね。

事業などを組み立てるうえで良く言われるのが「自社のリソースを考慮する」ことです。自分が持ち得る材料や技術などを考慮した条件から、アイデアを考えていくと、実行レベルも比較的下がってくるでしょう。

ただし場合によっては、アイデアから方法を創出する、なんて方法もあったりはします。

それも含めて「実行できる」ということが大切です。

 

②問題や課題に応えられているか?

 まずは、自分が抱えている問題や課題は何なのか? 問題の本質は何なのか?

ということを考えてアイデアを出します。そのアイデアを見直すときに、最初に考えた問題や課題と照らし合わせて、「本当に解決ができそうか?」ということを、再度確認してみるといいでしょう。

必ずしも 凄く良いアイデア=問題解決 というわけではありません。

「凄く良いアイデアが出たけど、問題解決できない。。。」

なんて場合は、一応メモしておいて、後で使い道を考えるのもいいでしょう。

 

③具体的すぎない

 意外と陥りやすいのがこの条件。

良いアイデアと共に、かなり具体的な方法が”ポン!”と思い浮かんで、アイデアと方法を合体させた、広がりようのない妄想にまでなってしまうことに注意。

アイデア自体がよくても、くっついている具体的な方法に大きな欠点があれば、そのアイデア自体亡き者にされてしまう可能性があります。

具体的な方法まで思いついてしまっても、そのアイデアの実行方法の一つとしてとっておき、あくまでも”アイデア”と”方法”に分けて考えてみるといいでしょう。

 

 以上、良いアイデアの条件の一部についてみていきましたが、次は、アイデアの出し方についてみていきましょう。

 

アイデアの出し方

 アイデアの出し方にも、いくつかの方法があります。

そのなかでも、私自身が良いと感じた方法について、お話ししていきます。

 

①情報をたくさんインプットする

 これは当たり前、というか良く言われていることでもありますが、

インプット ⇔ アウトプット

の効果的なやり取りができなかったりします。

頭の中の情報(素材)が少なければ、出せるアイデア(完成品)も少なくなってしまいます。

本、ネット、ニュース、世間話、などなど、何でもご自身のやりやすい方法で構わないので、まずは情報をインプットすることが大事です。

ただやみくもに情報を集めればいい、というわけでもありません。

中には、とても大量の情報を記憶できる人もいますが、多くの人は、頭の容量に限界があります。特に、自分に興味のない話題を無理やり詰め込んでも、頭に残らないだけでなく、他の情報の邪魔をすることにもなります。

なのでまずは、自分の気になる情報や興味のある話題などを中心に、情報収集してみます。そしてアウトプット時には、その興味を引いたものの中から、使えそうなネタ・アイデアはないか?と探してみて、新たなアイデアへと繋げていきます。

そこで良いアイデアが出なかったとしても、これも後述しますが、他人とうまく連携することで、より良いアイデアに繋げていくことができるはずです。

 

②他人と連携する(うまく使う)

 一人だけで考えていても、情報量、思考回路、に限界があります。

恥ずかしがらずに、他人に相談する他人の意見を取り入れる、など、他人を頼ることに手を抜てはだめです。

興味がなく収集できなかった(しなかった)情報についても、自分と趣向が異なる人がいれば、きっと自分とは全く違った、情報も、アイデアも、考え方も、持っているはずです。そんな人たちとうまく連携できれば、きっとより多くの情報の中から、より多くの人の頭で、考え、偏りのないアイデアを創出することができます。

 

③アイデアをたくさん出してみる

 冒頭に述べたように、アイデアをやみくもに出しまくることは、良いことというわけではありません。時間の無駄や、自己の成長にも関わってくることもあります。

 アイデアというのは、出すことには慣れも必要なので、今までのことに気を付けながら、数をこなしていき、より質の高いアイデアを、より多く出せるように訓練していくと良いでしょう。

コツをつかんでくると、「どんな情報をインプットして」「どういう思考回路で考えるか?」、ということが割と当たり前のようにできるようになってくるはずです。

最初のうちは、ぱっとしないアイデアばかりで、嫌になることも多いかもしれませんが、慣れと経験で、ある一定水準までは到達できるはずなので、そうなれるまでに試行錯誤して頑張ってみましょう。

 

アイデアツールを使う

私自身も、アイデアの創出に、かなり苦労してきた人間でもあります。

特に、自分の思考領域の狭さには、本当に悩まされました。

ここのサイト「Collect」は、アイデアの収集にも適しています。

→サービスサイトTOPへ

 このツールは、よくありがちで、調べてみたらあまり出回っていなかった、あるお題に対して、他人からアイデア・意見・企画・情報、などを収集して、自分なりに整理するというツールです。

 管理者は、「応募フォーム」という、募集要項を記入したものを、意見を集めたい人にばら撒き、欲しい情報を投稿してもらいます。

 ある程度応募が集まったら、並び替えや評価でランクを付け、最終的なものに絞り込む、という、いたってシンプルな使い方です。

 

このようなツールで、オンラインで意見を募り、自分の欠点を補うことで、より効率的にアイデアの創出が可能になるはずです。

 

他にも、アイデアを効率的に創出・収集できるツールがあるので、また別の機会に紹介したいと思います。

 

「良いアイデアの出し方」につまずく人は、若手社員が多いのではないでしょうか?私もそうでした(今もそうです…)。

アイデアを出すということは、会社にとって、とても重宝されることですし、運営の大半を背負うといっても、言い過ぎではないと思います。

これを読んでくださった方が、いち早く、「良いアイデアとはどういうものか?」「良いアイデアの出し方」に気づき、必要な人材になれることを願っております。

 

アイデア出しについてはこちらの記事も参考に

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